最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃※葉桜の季節に合わせるならば4月末~5月中旬がおすすめです店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど合わせるお着物 付下げ、色無地、小紋、御召など絹100%長さ約3.65mお太鼓柄※パールトーン加工済【 仕入れ担当 田渕より 】いわずとしれた羽田登喜男氏の「鴛鴦」。重要無形文化財「友禅」保持者である氏の代表的な柄行きですので、ご説明するまでもないでしょう…守り続けてきたものに宿る風格が、やはりこの鴛鴦にも感じられます。どなたがご覧になられても分かる上質の一本。まずはどうぞじっくりとご覧くださいませ。【 お色柄 】ぽってりとしたシボ感の鉄紺の縮緬地。そこにふわりと叩き染めを施し、不変的な美しさを感じさせる鴛鴦と葉桜の花枝がバランス良く染めあしらわれております。鴛鴦の、地色になじむおだやかなお色使いに、金銀彩が華やぎをそえて…その極上の感性、染め技。お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます。【 商品の状態 】中古品として仕入れて参りましたが良好です。お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。【 羽田登喜男(重要無形文化財保持者)について 】【 生年・認定年・享年 】1911年(明治44年)1月14日生。1988年(昭和63年)重要無形文化財「友禅」の保持者に認定。2008年(平成20年)2月10日没。肺炎のため死去、97歳金沢で加賀友禅の下絵、糊置き、色挿し等一連の作業の基礎を習得、京都に移った後には京友禅のみならず、美術工芸品の鑑賞など文化に触れることの重要性を学んだ。一般的に京友禅は工程が分業されているが、羽田はすべての工程を自身で行う制作態度をとり京友禅の世界に、加賀友禅を融合させた独自の境地を開く。京都の庭園や自然を愛し、花鳥風月に材を求め完成された図案のうち、『鴛鴦』は代名詞的なお柄。京都府民を代表してダイアナ妃に送られた振袖、祇園祭蟷螂山の懸装品は有名。【 経歴 】1911年 石川県金沢市に造園師・羽田栄太郎の三男として生まれる1925年 隣家の南野耕月に加賀友禅を学ぶ1931年 京都にて同郷の曲子光峰(まげしこうほう)に京友禅を学ぶ 以降、羽田は生涯にわたり京都で制作を行う1943年 政府認定の京都友禅技術保存資格者となり、戦中も作品を制作1955年 第2回日本伝統工芸展において訪問着「孔雀」が初入選1957年 社団法人日本工芸会正会員1962年 日本工芸会理事に就任1971年 日本伝統工芸展審査員に就任1976年 第23回日本伝統工芸展で「白夜」が東京都教育委員会賞を受賞。 藍綬褒章受章。1978年 京都府美術工芸功労者表彰を受ける1979年 紺綬褒章受章1982年 勲四等瑞宝章を受章 祇園祭蟷螂山の前掛「瑞祥鶴浴之図」を制作1984年 祇園祭蟷螂山の胴掛2面「瑞光孔雀之図」 「瑞苑浮遊之図」を制作1986年 京都府より英国王室ダイアナ皇太子妃に贈られた振袖 「瑞祥鶴浴文様」を制作1988年 友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受ける 社団法人日本工芸会参与1990年 京都府文化功労賞特別賞受賞、京都市文化功労者表彰を受ける1991年 祇園祭蟷螂山見送り「瑞苑飛翔之図」を制作1992年~「友禅 人間国宝 羽田登喜男」展を石川県立美術館 京都市美術館にて開催1996年 フランスのリヨン染織美術館にて「羽田家のキモノ」展開催1999年 祇園祭蟷螂山水引「吉祥橘蟷螂図」を制作、献納2004年 祇園祭蟷螂山後掛「瑞兆遊泳之図」を献納し全懸装品を制作 完納※制作には後継者である息子羽田登も携わり、 その技術伝承に努める。2007年10月10日 高齢のため制作活動を終了。※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。[文責:山中千尋] | 最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃※葉桜の季節に合わせるならば4月末~5月中旬がおすすめです店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど合わせるお着物 付下げ、色無地、小紋、御召など |
---|---|
絹100%長さ約3.65mお太鼓柄※パールトーン加工済 | |
【 仕入れ担当 田渕より 】いわずとしれた羽田登喜男氏の「鴛鴦」。重要無形文化財「友禅」保持者である氏の代表的な柄行きですので、ご説明するまでもないでしょう…守り続けてきたものに宿る風格が、やはりこの鴛鴦にも感じられます。どなたがご覧になられても分かる上質の一本。まずはどうぞじっくりとご覧くださいませ。【 お色柄 】ぽってりとしたシボ感の鉄紺の縮緬地。そこにふわりと叩き染めを施し、不変的な美しさを感じさせる鴛鴦と葉桜の花枝がバランス良く染めあしらわれております。鴛鴦の、地色になじむおだやかなお色使いに、金銀彩が華やぎをそえて…その極上の感性、染め技。お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いでございます。【 商品の状態 】中古品として仕入れて参りましたが良好です。お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。【 羽田登喜男(重要無形文化財保持者)について 】【 生年・認定年・享年 】1911年(明治44年)1月14日生。1988年(昭和63年)重要無形文化財「友禅」の保持者に認定。2008年(平成20年)2月10日没。肺炎のため死去、97歳金沢で加賀友禅の下絵、糊置き、色挿し等一連の作業の基礎を習得、京都に移った後には京友禅のみならず、美術工芸品の鑑賞など文化に触れることの重要性を学んだ。一般的に京友禅は工程が分業されているが、羽田はすべての工程を自身で行う制作態度をとり京友禅の世界に、加賀友禅を融合させた独自の境地を開く。京都の庭園や自然を愛し、花鳥風月に材を求め完成された図案のうち、『鴛鴦』は代名詞的なお柄。京都府民を代表してダイアナ妃に送られた振袖、祇園祭蟷螂山の懸装品は有名。【 経歴 】1911年 石川県金沢市に造園師・羽田栄太郎の三男として生まれる1925年 隣家の南野耕月に加賀友禅を学ぶ1931年 京都にて同郷の曲子光峰(まげしこうほう)に京友禅を学ぶ 以降、羽田は生涯にわたり京都で制作を行う1943年 政府認定の京都友禅技術保存資格者となり、戦中も作品を制作1955年 第2回日本伝統工芸展において訪問着「孔雀」が初入選1957年 社団法人日本工芸会正会員1962年 日本工芸会理事に就任1971年 日本伝統工芸展審査員に就任1976年 第23回日本伝統工芸展で「白夜」が東京都教育委員会賞を受賞。 藍綬褒章受章。1978年 京都府美術工芸功労者表彰を受ける1979年 紺綬褒章受章1982年 勲四等瑞宝章を受章 祇園祭蟷螂山の前掛「瑞祥鶴浴之図」を制作1984年 祇園祭蟷螂山の胴掛2面「瑞光孔雀之図」 「瑞苑浮遊之図」を制作1986年 京都府より英国王室ダイアナ皇太子妃に贈られた振袖 「瑞祥鶴浴文様」を制作1988年 友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受ける 社団法人日本工芸会参与1990年 京都府文化功労賞特別賞受賞、京都市文化功労者表彰を受ける1991年 祇園祭蟷螂山見送り「瑞苑飛翔之図」を制作1992年~「友禅 人間国宝 羽田登喜男」展を石川県立美術館 京都市美術館にて開催1996年 フランスのリヨン染織美術館にて「羽田家のキモノ」展開催1999年 祇園祭蟷螂山水引「吉祥橘蟷螂図」を制作、献納2004年 祇園祭蟷螂山後掛「瑞兆遊泳之図」を献納し全懸装品を制作 完納※制作には後継者である息子羽田登も携わり、 その技術伝承に努める。2007年10月10日 高齢のため制作活動を終了。 | |
[文責:山中千尋] | |
最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃※葉桜の季節に合わせるならば4月末~5月中旬がおすすめです店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど合わせるお着物 付下げ、色無地、小紋、御召など | |
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。 | |
サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。 |
残り 1 点 70380円
(704 ポイント還元!)
翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く
お届け日: 2025.02.25〜指定可 (明日12:00のご注文まで)