色目 白鼠(しろねずみ)墨の濃淡を表す5段階のうち、最も淡い段階にあたるグレイ色。伝統色では「白」は「明るい」というニュアンス。淡いグレイ系は、配色が容易で、暗さを感じさせない点でも着やすい色目。丹後産 絹100% 生地巾40cm 長さ13.5m染色 池山染工単衣用に求められる、「手厚く」「高い通気性」という相反する2つの要素を兼ね備えた特別な生地を製作して好評をいただきました「単衣用色無地 先練り角通し」の発表より4年、同じ機能性を持った新たな単衣専用の生地を製作いたしました。洒落た感覚のマットな表情の七宝文様で織り上げました。単衣の時季にサラリと気持ちよく着物をお楽しみいただけるお勧めの一枚です。使用する絹糸は、先練り糸を使用いたしました。数個の繭から繊維を解き撚りながら合わせた生糸は、糸の周りを覆うセシリンを溶かすことで絹の柔らかで美しい表情が現れます。この溶かす工程を「練り」と言います。生糸の状態で練りをかけて、織ったものを「先練り」。サラサラ、シャリシャリ、コシのある感じが特徴。生糸の状態で織り上げ、生地にしてから練るのを「後練り」といいます。しっとり柔らかな感じが特徴。単衣の素材には、サラサラ感がある、先練りが快適です。生地を織る際、特殊な2000口織機を用います。通常の織機が800口に対して倍以上の経糸のコントロールが可能です。縦糸は通気性を向上させる薄い箇所と、手厚さを実現する厚い箇所を縞のように交互に配します。上画像のように、「薄い箇所」と「厚い箇所」を通常より細かく交互に織り分けることで、手厚く感じながら、心地よく通気性に優れた絹素材となりました。織り柄を細かくコントロールできる特殊な織機を用いることで絹織物では珍しい、厚みがあって通気性があるという生地となりました。着用期間 5月末~7月初旬、9月色目は、基本的に涼しげで爽やかなモノがシーズンを通してお召しいただけます。 |
---|
残り 1 点 47124円
(471 ポイント還元!)
翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く
お届け日: 2025.03.09〜指定可 (明日12:00のご注文まで)